宮澤成夫

詐欺師の常套手段である金銭消費貸借書いわゆる借用書を書かせて若者たちから金を集めている詐欺師が、世間を賑わしている。
問題となっている人物とは、株式会社TOPJOB(現株式会社WINSという代表取締役社長である宮澤という人物である。
2020年頃春頃からキッチンカーに出資すれば、毎月5~10%の配当金がもらえるという胡散臭い話を謳い文句に若者たちをうまく利用して資金を集めているようだ。
集めたお金の中から配当金をばら撒き信用をさせて、さらに周りの人間から資金を集めていくねずみ講のような仕組みで、被害者を増やしていく極めて悪徳な行為を繰り返している。
事業が、順調にいっている訳でもなく配当金を出していれば資金が、ショートすることは当たり前のことだが、被害者たちは宮澤氏の巧妙な話術にのせられ、2021年4月に配当金が止まるまで気が付かなかったという。
この被害者たちも数億円単位で知人などから集めており、全体の被害総額は30億以上にのぼり被害者は数百名まで膨らむのではないかと思われる。
宮澤氏本人は、数々の民事裁判を起こされているが、特に進展がない状態が続いており、警察に相談している被害者も多数いるようだが、全く動いてもらえずに埒があかない状態であり返済もせずに逃げ回っている。
宮澤氏の弁護士A氏も被害者に対して、絶対返済をするから待ってほしいと言いながら、突然代理人を辞任をするという始末で、単なる時間稼ぎの茶番であった。
現在は、社名を変更しながら秋葉原のオフィスで、事業を展開させているが、なぜ資金がショートして返済できない企業が、事業を継続できているのかと疑問に思うことがいくつかある。
それは、黒幕の存在や協力者がいなければ、継続することはできないからである。
当方の調査によるとある企業の存在が浮上してきたのである。この企業は以前に宮澤氏が務めていた企業の元上司にあたる人物であり、株式会社Nという企業にキッチンカーで集めた資金が流出している疑惑が浮上している。
以前、宮澤氏に直接取材したところ、本人すら会社の口座に入っている資金を自由に動かすことができない、ある人物に口座を管理されていると証言したのだ。また弁護士A氏も同様の話をしていたが、代表者にも関わらず、宮澤氏本人に決裁権がないということは、別の支配者の存在がいるはず。
株式会社Nと株式会社TOPJ〇Bの本社所在地が、池袋のレンタルオフィスの住所と同一である。
株式会社Nの秋葉原支社内に株式会社TOPJ〇Bのオフィスがあり、宮澤氏本人が、出社していることが確認されていて、両社の業務内容が同一である。
秋葉原オフィスに被害者が訪れたことで、業務の妨げになることを恐れ、事務所を移転したように見せかけ、M氏の協力を得て秋葉原オフィスの階数を変えて営業している。
宮澤氏が頻繁に小倉に出張へ行っていると弁護士が証言しているが、偶然にも株式会社Nの小倉支社があり、そこに宮澤氏が出入りしている。
上記の内容は、我々が三か月にわたり調査した結果であり、一連の証拠を知るに足る資料をもとに作成しているが、誰がどう考えても株式会社Nと株式会社TOPJ〇Bは、関連企業では、ないかと考えている。
株式会社Nは、資本金が2億710万円(資本準備金含む)で、代表者が元光通信の幹部であったM氏であり、株式市場に上場する準備をしているという企業であるが、詐欺師である宮澤氏の会社の元受け企業であり、上場することは、難しいのではないか。
なぜここまで宮澤氏を擁護してまでリスクを背負うのか疑問が残る。
また北九州市の連携インキュベーションに認定されており、行政と連携をして事業をしている企業が、15億円以上の資金の返済をせず、被害者が続出している企業と同一オフィスで事業をしているのを見過ごしているのか、行政に対しても疑問を呈するものがある。
キッチンカー事件で集めた資金は、いったいどこへ消えたのか。ここが一番重要な論点であるが、未だに資金の流れが不透明である。しかし今後の取材や裁判記録により、資金の流れが、見えてくるであろう。
今後の取材の内容次第では、大きな問題に発展していく面白い事件になりそうだ。
この事件の首謀者である宮澤氏に関わる全て人物に、天誅が下されるだろう。

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